浜ちゃん日記 元気に老いる

1.元気に老いる

 「元気に老いる」響きがよくてこんないい言葉はない。「元気に」の言葉には、前向きで、積極的に、自らの意志と力で生きていこうとするものがあるからだ。

   昨日は、午前、東部写楽会の定例の合評会に出かけた。浜松市写真連絡協議会の丸井敏郎会長等皆さんに指導していただき有意義な時間を過ごすことができた。私の写真のできばえはいまいちであるが、撮りたいものを決めていろいろと表現する努力だけはした。今一番何が撮りたいかといえば、自分の住む町の生活そのものに興味を持っている。したがって、今後はこうしたものをテ-マにして追求してみたいと思っている。

 先月から今月にかけては、第1期操縦学生の入隊60周年記念大会の企画・実施運営に精魂を傾けた。同期生浜松組が大会実行委員会として計画どおり何とかやり遂げることができた。目下残務整理中であるが、大会の模様、同期生の生き様を中心とた最後の「第1期生だより」を編集することにしているのでその下準備をしている。これが終わって初めて第1期生関係の大役を終わることができる。

 こうした面では、出来る範囲で精いっぱいやり遂げており、皆んなと同じように「一生懸命生きいる」といえるのではなかろうか。

2.NHKスペシャル 東日本大震災「元気に老いる~生活不活発病・被災地の挑戦」

 昨夜は、午後9時00分~午後9時50分の「NHKスペシャル 東日本大震災「元気に老いる~生活不活発病・被災地の挑戦」を視聴した。

 NHKホ-ムぺ-ジによると

NHKスペシャル 東日本大震災「元気に老いる~生活不活発病・被災地の挑戦~」

 「東日本大震災から4年あまり。被災地では今も介護を必要とする高齢者が全国を上回るペースで増えている。その大きな要因として浮かび上がってきたのが「生活不活発病」。体を動かさないことで全身の機能が衰え、寝たきりにもつながる怖い病だ。  

 宮城県南三陸町では震災直後から継続調査を行い、生活不活発病対策を実施し、効果を上げつつある。被災地の取り組みを通して、超高齢社会・日本の介護問題を解決するためのヒントを探る。」とある。

    まさに被災地の取り組みを通じて、超高齢社会・日本の介護問題を解決するための方向性を示す非常に良い番組であった。日本全国共通の課題であろう。

 自分自身はもとより、小さなシニアクラブの運営を通じて、「元気に老いる」ことはどういうことであるか、どのようにしたらよいのか、日々考えながら生きているだけに、自分たちのやっていることに大いに自信と励ましを受けた気がした。

 今や日本は超高齢社会に突入し、社会保障費、介護問題等深刻な事態になりつつあるが、私を含めて高齢者自身が「自分は年寄りだ」、「歳をとったから」と昔よく言われた「甘えの構造」になりつつあることも否定できない面がある。

 今日は朝8時から毎月一回の神原会館の清掃に出かけた。シニアクラブから5名が参加した。どんなことでも、歳に関係なく「できることはやる」これで良いのではなかろうか。清掃奉仕で身体を動かせばよい運動になり元気につながる。会館清掃を通じてちょっぴり地域に貢献ができればさらによしだ。

 それにつけても、昨夜のNHKテレビ画面に映った素敵なおばぁちゃんの張りのある声と笑顔が印象的であった。

 高齢者の元気は与えられるものではなく、「自らの努力で元気になる、元気を取り戻す」その人の積極的な物の考え方と元気に生きたいという意欲にあるのはなかろうか。 

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 《 シニアクラブの神原会館の外側の清掃 》

 

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《 シニアクラブの神原会館下履きの清掃、このほか婦人会の皆さんが清掃した。 》