浜ちゃん日記  生きているあかし

1.元気なのが何よりもよし

 初夏を思わせる良い天気であった。午前2時間ほどポピ-花畑の整理作業をした。続いて、わが家の家庭菜園のトマトの棚作り作業だ。トマトの世話は妻がやり、私は棚作りや耕運機を動かすのが担当だ。結構汗ばんだが快適な汗であった。

 午後3時からは浜松写真連絡協議会の写真展が最終日であり、会場のクリエ-ト浜松に出かけた。約一週間多くの方に観ていただいたことに感謝する。私の属する東部写楽会の全員も出展した。午後5時に終了するや作品の撤収作業を行った。

 写真の方は、なかなか腕が上がらないがこれまたこれでよしだ。何はともあれ、元気に過ごせることに感謝する日々である。ひと頃は膀胱がんの手術治療と入院を重ねた。今は「がんとの闘い」はどこかへ行ってしまったようにみえるが、がんとの闘いは終っていない。元気なのが何よりもよしだ。

2.ポピ-花畑の秘密 

 今朝は2時間ほどポピ-花畑や花壇の手入れをした。ポピ-の花期が終わりに近づいてきた。「有終の美を飾る」ごとく小柄ではあるが一番きれいである。ポピ-花畑は、実際は第一陣の開花ではなく、第二陣の開花の中に一番きれいな花がまじっていることに気付く。

 ポピ-開花が始まった頃は、全体の景観として見るのにふさわしいが、個々のポピ-を鑑賞するには今が一番である。それは大量に花摘みで採集された後からだけにかえって生育環境としては現在が一番良い状況下にあるからだ。もう一つは来訪者が減ったために本来の生育環境が保たれるようになったことにある。この時期が穴場ともいえる。

 これはポピ-畑を管理した者だけが知る秘密であろうか。本当は今が一番楽しめる時期であるように思った。今月末までに花畑の花木を抜き取り撤去する予定である。

3.地域へのささやかな貢献

 昨日午前、浜松市西区神久呂中学校区青少年健全育成会の総会に参加した折、神久呂幼稚園児が散歩でポピ-花摘みをして楽しんだと報告があった。地域で私たちの育てた花が地域の子にも楽しんでもらえることはありがたい。放課後児童会の子供たちは3回も花摘みを楽しんだとの話を聞いてほほえみが出た。

 今朝も家庭菜園の仕事をしていたら、わざわざお隣の幼稚園児が「この間花摘みにいってきた。楽しかった。」と私共夫婦に話しかけてきた。こうして楽しんでもらえたら、この活動に参加してくださっている多くの町民の皆さんも喜んでくださるでしょう。

4.新聞・テレビで見たよ

 ポピ-畑も新聞・テレビに紹介していただいて大勢の方が訪れてくださり、ポピ-の無料花摘みやつぼみの持ち帰りで開花を楽しんでいただいた。個人的には代表者の立場から名前や顔が出ると多くの方から「新聞テレビで見たよ」と声がかかった。

 歳をとると大きな感動や喜びがなくなってくるが、声がかかると悪い気はしない。「生きている」との証明のようなものだ。ありがたいことである。