浜ちゃん日記  あるまちなかの花ライン

  一週間ほど前に車で浜松市西区富塚町の交差点を通りすぎた時、これぞ私が求めている「まちなかの花らいン」というのが目に入った。その後雨続きでその場所にでかけることはできなかった。昨日天気もよくなり近くに妻と買い物に来たので、早速その場所に行ってみた。

 すでに、チュウリップの花は大部分が終わっていたが、特別な花壇ではなく、石でかこった素朴な花ラインであった。わずか20mほどの単純明快な花ラインである。従前から空き地にかこいをした管理地であったが、いつの間にか花ラインの形成によってまちなかがいっぺんに明るくなった。ちょっとしたアイディアと工夫で地域を少しでも良くしようという心意気が伝わってきた。

 簡単なもので良い。心が伝わるものであれば良い。お金をかけなくてよい。ちょっとした心遣いと工夫で自分たちの町が光り輝いてくるものだ。「言うは易く行いは難し」の名言の如く実行が難しいから私の心に響いた。

 

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《 チュウリップの赤黄色が鮮やかで人目を引いた。一週間もたつと花弁は整理されていた。わずかな空間を利用しての簡素なつくりの花ライんだからこそ値打ちがある。誰にでもわずかな空き地があればでできる素朴なところがよい。見せるためには惜しむらくは後方の花びらが整理始末されていると良かった。》