航空自衛隊第1期操縦学生(17) 最後の第1期操縦学生入隊60周年記念大会と操縦学生第1期生だより 

 〇 第1期操縦学生入隊60周年記念大会

    今年は、昭和30年6月2日に航空自衛隊第1期操縦学生として入隊して以来60周年を迎えることになった。次により第1期生会として最後の記念大会が開催される。

第1期操縦学生入隊60周年記念大会の主旨及び方針は次のとおりである。

1.  大会の主旨

 本年は、第1期操縦学生にとって、6月2日で入隊60周年を迎えます。近年、先立つ同期生を見送る中、はや80歳・傘寿となります。1期生会も将来を見通して、ある程度元気が残っているうちにけじめをつけるべく、今回の大会をもって全国規模の活動は終結し、地区ごとの活動に移行いたします。言うなれば「操縦学生第1期会としての最後の記念すべき総会・同期生会」となるものであります。

 このため、最後の操縦学生第1期会の記念大会となることから、かって青春を謳歌した航空自衛隊発祥の地である浜松基地、操縦者の道を歩むため学んだ英語教育隊、戦闘機操縦課程等々思い出の多い浜松といたしました。ここに同期の総勢が参集し、風光明媚な浜名湖畔のホテルに一泊して一緒に汗を流し語らい、総会及び懇親会等で同期の絆を大いに深めるとともにお互いの長寿を祈念する大会とするものであります。

 翌日は、午前中、近代化と充実発展しつつある浜松基地を訪れ、浜松広報館の見学、飛行部隊等の現況を研修し、青年時代を振り返ることにいたしました。

 往時と大きく変貌した基地の様相を眼に入れて、南北地区に所在する第1航空団、警戒航空隊、第1術科学校等で、飛行部隊指揮官から現況のブリ-フィングを受け、直接現場で現有の実機等の見学をした後、基地主要幹部等と思い出の多かった部隊食を喫食し、航空自衛隊浜松広報館を見学して散会することといたします。  

 同期会の最後の事業として、航空学生隊のドリル等諸行事で先頭に立つ航空学生隊旗を贈呈し、第1期生の誇りと意気を後輩に末永く伝承せんとするものであります。これらの経費は第1期生会で保有するものから拠出し、今回の大会経費の充当と合わせて、すべて会計を清算整理することにいたします。

 本大会は、第1期同期生が一堂に会する最後のものとなりますので、一人でも多くの同期生並びにご夫人、残念ながらご主人に先立たれたご夫人・家族の皆様のご参加を期待するものであります。 

2 方針

(1) 第1期操縦学生入隊60周年記念及び今回の浜松大会をもって、けじめをつけるため操縦学生第1期生会とすべく有終の美を飾るにふさわしい大会とする。(今後は地区主催の同期生懇親会に随意参加する方式へ移行するものとする。)

(2) 大会実施に当たっては、浜松地区在住の同期生を主体に実行委員会を設けて計画し、円滑な実施を図る。

(3) 操縦学生第1期生会としての同期会は最後となるため、出来る限り多くの同期生、夫婦の参加を呼びかける。又、すでに物故した同期生の夫人・家族で参加を希望する者があれば案内する。

(4)  最後の第1期生の事業として、航空学生制度60周年記念行事に際して、航空学生隊旗を寄贈する。この隊旗は航空学生が諸行事等においてドリル隊の先頭に立つもので、第1期生の名誉と業績を永遠に記念するものである。また、同記念行事には、第1期生会代表を送り祝福するものとする。

(5) 大会の実施に当たっては、会費のほか同期生会から相応の支出をもって充当し運営するものとする。

(6) 簡素な大会記念写真集をスナップ写真中心に作成・配付する。

3 大会実施要領

(1)期 日    平成27年6月2日〔火〕~6月3日〔水〕  

(2)宿泊ホテル   浜名湖ロイヤルホテル

  (以下省略)

  〇 操縦学生第1期生だより 

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