がんとの闘い(49) 体調良好・ 膀胱鏡等検査再発・転移なし

 本日2月25日は、病院において膀胱がんの定期診察を受けた。先週はCT検査、尿と血液検査、本日の膀胱鏡によっても再発がないとの診断結果であった。

 膀胱がんの経過を見ると、次の通りであるが、日常的には普通の生活を継続しており、膀胱鏡等による検査によって注意深く経過観察を受けている。

❶  平成24年9月突然1日だけの血尿に驚き、結石の疑いで近くのかかりつけで治療を受けるも早い段階で総合病院を紹介され、同年12月入院検査の結果、左腎盂がんと診断された。平成25年3月「左腎尿管全摘除術」を受けたが、その後、膀胱内にがん再発が認められた。

❷  そこで 、平成25年10月「膀胱腫瘍手術(経尿道的手術)」受けた。

❸  術後経過を見るため、26年3月第1回目の膀胱鏡検査等で異常なしが認められた。

❹ 膀胱がんの再発予防のため、「 BCG膀胱内注入療法」を受けることにし、26年5月~6月にかけて6回、1週間ごと膀胱内にBCGを注入した。

❺ BCG注入治療後、1月半程経過したので、26年7月末第2回目の膀胱鏡検査等を行い再発・転移など異常がないことが認められた。 

❻ 平成26年10月末第3回目の膀胱鏡検査等で再発・転移など異常がないことが認められた。

❼ 平成27年2月末第4回目の膀胱鏡検査等で再発・転移など異常がないことが認められた。

❽ 次回は本年8月第5回目の尿・血液検査・CT及び膀胱鏡検査が予定されている。

  「 BCG膀胱内注入療法」以降、定期的に諸検査を実施しながら再発の有無を確認してきた。これからも続くであろう。平成24年12月がんと診断されてから現在に至るも抗がん剤の服用はなく、通常の日常生活を続けている。

    「膀胱腫瘍手術(経尿道的手術)」後は、「 BCG膀胱内注入療法」しか実施していないので、以後がんの再発・転移が認められないことから現在は効果があったものと認識している。 

 がんへの対処は、本人の体質から症状まで各人各様であると思われるが、幸い私の場合は、自分の思う通りの生活を続けられることに対して感謝している。

 「再発」については、将来のことは分からない。ただ、80歳という年齢的な面で人生やるべきことをやってきたので、天命に委ねるものと決めているので何の不安もない。むしろ、やれることは何でもやっておこうという気持ちで毎日を過ごしている。