1. 地域の部で最優秀賞
10月31日、第17回浜松市花と緑のコンクールの受賞者が「浜松市ホ-ムぺ-ジ」で発表された。翌11月1日の新聞を見て、わが神原町花の会(花美原会)が地域の部で「最優秀賞」に輝いたことを知った。
募集要項で、浜松市ホ-ムぺ-ジで発表されることは承知していたが、近年毎回応募しており、いつもの通りで発表日は気にも留めていなかった。
活動を始めた平成19年当初は、こうしたコンクールのあることも知らなかったが、20年度から徐々に応募し、数々の入賞によって会の活動力・団結力を高めることができた。平成24年度からは表彰を受ければそれに越したことはないが、それよりもこの活動の長期継続に重点を置くことにした。
受賞による最大の効果は、町民各位の花と緑の活動に対する理解と協力が得られることであろうか。社会的に高く評価されることが活動を後押しする推進力ともなっている。ありがたい受賞である。
2. 花と緑の活動に関する受賞
平成19年度から始めた花いっぱい運動は、神原町誕生50周年に当たって作り上げた「神原町まちづくり構想」の一つとして、花と緑がいっぱいある明るい住みよい町を作ろうとはじめ活動であった。
単に花畑・花壇に美しい花を咲かせるということではなく、花活動を通じてまちづくり活動を推進していこうというところに目的を置いている。
こうした点からコンク-ルの受賞は、真に活動に対する意義ある受賞となっている。
区 分 |
名 称 |
審査対象 期間 |
応募回数 ・年度 |
過去の受賞 |
本年度 26年度 |
全 国 |
全国花のまちづくりコンク-ル |
1年間(8~7) |
2回 22~23 |
努力賞22年 奨励賞23年 *24年以降応募せず |
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静岡県 |
花咲くしずおか花いっぱい コンク-ル |
1年間(8~7) |
6回 21~26 |
優良賞21年・22年 優秀賞23年・25年 |
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県西部 |
西部区オ-プンガ-デン コンテスト |
3か月(3~5) |
4回23~26 |
優良賞23年・25年 |
優秀賞 |
浜松市花と緑コンク-ル |
2か月(7~8) |
7回20~26 |
優良賞20年、努力賞23年 企画賞24年、優秀賞25年 |
最優秀賞 |
3. 地道な長期継続活動に重点
何事もそうであるが、最善を尽くし長く継続すればするほど様々な厳しい課題に直面するものだ。参加会員・実動人員の確保・高齢化に伴う作業の軽減と効率化・花期終了後の整理作業の軽減化・区域面積の縮小・生育管理要領の合理化と改善などの諸問題の解決に向けて目下努力している。
ここ数年の諸対策の推進によって、地道に息長く継続活動する基盤をほぼ固めることができたように思われる。これからもわき見せず、愚直に、根気よく花と緑の活動をつづけることが最も大切ではなかろうか。
4. 受賞は活動の大きな励み
何よりも地域の花と緑の活動は、花と緑の活動を通じて明るいまちづくりに貢献することにある。今回最優秀賞という形で認められることは会員にとって何よりも嬉しいことであり、大きな励みにもなるであろう。
浜松市ホ-ムぺ-ジによると、平成26年10月24日(金曜日)に審査会が行われ、受賞者が決定し発表に至ったとのこと。浜松市花と緑のコンクールの主旨は、「花と緑のまち・浜松」を推進するため、園芸技術の向上と花と緑のある暮らしの実践を目指して、個人、企業、地域、学校等を対象に毎年行われている。今後も、花と緑のコンクールに応募して活動の輪を広げたい。
4. 花と緑のコンクール
今回浜松市コンクールの名称が変わった。また,従前は審査対象期間が短かったが、次回から長い期間・ほぼ1年間が対象となることにより、花と緑の活動の主旨が十分に生かされることになった。
この活動を行うようになって感じたことは、長期的な視点からの取り組みが求められていることである。花と緑の活動は、短期的な一時的な一過性のものではなく、年間を通して四季折々の花を咲かせ、絶え間なく行われるものである。表彰はコツコツと地道に活動する組織と構成員にとって一層の励みとなるであろう。
《 平成26年11月1日中日新聞朝刊地域版の報道記事 》