神原町花の会・花美原会(110)   自然界の摂理に従う

1.  自然の摂理に従う

 10月25日(土)晴れとなり、神原町花の会の管理する花畑を管理機で耕した。約1,200㎡の面積をエンジンもフル回転し連続作業で2時間程度かかった。次の種まき準備として3回管理機を回すことにしている。

 花活動で一番の苦労は、草取りと花が咲いた後の花木の後始末であろう。人力を基本として活動しているが、唯一の機械は40数年前の古い俗にいう「耕運機」である。草取りを軽減する手段は、種蒔きするまでの間、管理機を何回でも回して土壌管理を適切にすることに尽きる。

 雑草は強くたくましい。自然の摂理に逆らうことなく、自然の力を借りて逆に雑草の発生を未然に防ぐことにしている。管理機で何回でも畑を耕し自然界の摂理に逆らうことなく従うことにしている。

 

2.   お天道様は見ている

   こどものころ「お天道様は良く見ているぞ」と、親から言われたものである。ごまかしても、つくろっても「お天道様はお見通しだから」という言葉が今でも耳に残っている。

 浜松市西区神原町の花畑に花を咲かそうと、花美原会を立ち上げて8年目となる。会員は花栽培の専門家でもなければ、特別に植物について勉強したわけでもない。まちなかを花でいっぱいにし明るい町にしたいとの思いだけである。

 自分の住んでいる町を花を通じて明るい町にしたいという活動であるが、花を育てるにはごまかしがきかない。素直な気持ちで花を愛しみ育てる以外に道はない。よこしまな気持ちで、手抜きしたり、ごまかしてもお天道様は何も言わないが、やるべきことをやらないと花が咲いてくれない。

 花と緑の活動は、理屈ではなく、実践以外に道はない。

 

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 《 管理機で耕した花畑、これから2~3回管理機を丁寧にまわして、下地作りをする。自然の摂理に従い、お天道様に見守られた活動は、次も皆様に楽しんでもらえ、明るい町づくりにつながっていくであろう。》