8月に入って、全国各地で豪雨の被害と日中の最高気温の記録、猛暑による熱中症の救救急送などのニュースの連続である。浜松地方は本年は特に降雨が少なく、浜松市西区の神原町花の会(花美原会)の管理する花畑の管理も大変であるが、基本的には自然に任せることにしている。そうはいっても枯れたりするとそのまま空白のままにしておくわけにもいかず、いろいろと創意工夫して対応している。
今回は家庭で育てたものを使ったり、移植したりしているが、こうした気象条件の中では若い小さなものほど移植しても勝ち残る確率が高い。
いろいろな面で「大は小を兼ねる」ことがあるが、小から育てる方が確実となる。大きいものほど移植が難しいものだ。小さなものでも着実にある程度育ってきたものは、他へ移植しても環境への順応力が素晴らしい。
ここの所、家庭で育てた小さな花苗を移植したが確実に根づいたようだ。小さな花苗を通して生き物の生命力・成長力・快復力・開花力のすごさを感じている。
人間も同じだ。子供の頃はあらゆることに順応できたのに、歳を重ねると適応力は衰える。いかんともし難い自然の摂理である。
《 夏の花が咲き誇る花壇 》
《 コスモス畑も目下成長中 》
《 移植したが、ここまてくるともう大丈夫のようだ。》
《 当日、翌日の天候を見計らって移植作業、ついてくれよと祈るのみ。 》