昨夜は、神原町カラオケクラブと大久保カラオケクラブの合同発表会が浜松市西区大久保町の大久保会館で行われ参加した。
両クラブ24名が日頃の練習の成果を披露した。毎年2回合同の発表会を行うことが恒例となり、交互に会場を持ち回りにしている。
❶ 練習成果の発表
毎週火曜日の夜は、神原町の神原会館に集まってカラオケ練習を行っている。仲間同士のおさらい会であるので、普段の練習は、何の緊張感もないが、発表会は小なりと雖も舞台に立つことに変わりはない。
これがいいのである。多少とも緊張して臨むことに大きな意味がある。練習の成果が十二分に発揮できるかどうか、発揮できなければ練習不足は否めないものだ。自らのテストでもある。
年に2回あることはその点、良いチャンスである。
❷ 歌うことの楽しさ
町内ののカラオケクラブに入って 、早17年となるが光陰矢の如しだ。これで結構いろんなところで役立っている。どんな場所のカラオケに行っても怖じけつくことはない。
積極的に手を上げることはないが、もし唄うチャンスがあればその場に合わせた歌を選曲して唄うことにしている。
何と言っても、演歌が好きだ、最近は恋だ酒だよりも、人生を歌ったものが良い。堂々と人生を歌い上げた内容の歌詞を唄うと気持ちが良い。
所詮、 趣味であり、できるだけ他人に迷惑をかけない程度で過ごしたいと思っている。 昨夜は、歌手角川博「雨の函館」を唄った。出来栄えは普通でもうちょと思ったが、舞台に立って大いに満足した。
自算会浜松調査事務所時代一緒に働いた元愛知銀行出身の故袴田健一氏は、葬儀のお別れに「一番こよなく愛し唄った演歌」を録音しテープで流し,おさらばして逝った。いろいろな人生の終わり方があるものだ。
❸ 聴いて自分を知る
他のクラブの人たちの歌を聴いて素晴らしい点や更にこうした方が良いと思われることを感じることができる。
そのことは、他人の歌い方を通じて自分の歌い方の良い点、悪い点を自覚することができるからである。
さりとて、一度身についた癖はなかなか修正できないとのだ。俗に言う「個癖」である。基本を外れた個癖は「持ち味」とは異なる。
何事も基本があるごとく、歌い方、マイクの使い方、歌詞・譜面を大事にすることが必須であろう。毎回改めてそのことを強く感じる。
カラオケも自分の人生の一部分である。カラオケを通して、「自分を知る」ことができるものだ。
《 「雨の函館」を唄う。》