浜ちゃん日記  運営満点の浜松基地観桜会

 昨日3月27日夕方、平成26年浜松基地桜会が開催された。この行事は航空自衛隊浜松基地の対外的な四大行事の一つである。それは、正月早々の「新年賀詞交歓会」、春の「観桜会」、夏の「納涼の夕べ」、秋の「航空祭(エア・フェスタ)」である。

 いずれも、主催者は航空自衛隊浜松基地司令(荒木正嗣空将補)、共催者は浜松防衛団体連合会会長(中山正邦氏)で運営されており、毎回多数の方が招待・会費制で参加している。

 昨日は浜松地方は朝から晴天でポカポカ陽気であったが開催時刻の夕方になったら雨雲が近づいてきた。

 予定通り17時10分から実施され咲き始めた桜並木の下で春の訪れを満喫した。

    基地司令の話では基地内に桜が518本あるとのことで桜に囲まれた基地でもある。桜の名所ともいえる。

    あいにく、途中で雨が降り出したが、臨機応変の処置がとられその対応は見事であった。

 雨雲が通過するのは自然界の気象現象で如何ともしがたく、中途の雨も格好良く「春雨よ濡れていこう」とはいかず、お客様に急きょ傘とビニ-ル雨合羽(無料配布)が用意された。

 お客様に対する受付、接遇、会場そばの臨時駐車場の設置、運営全般にわたってきめ細かに実施されており、航空自衛隊OBの一人としてよくやっていると強く感じた。

    雨の中制服姿で濡れたままの接遇にあたる隊員に対しては申し訳ないと思った。

 食卓上の食べ物飲み、飲み物、会場入り口の芋煮・うどん・ドリンクなど、いつもながら簡素にして十分に準備され、何といっても荒木基地司令以下の「おもてなし」の気遣いがあふれていたのがよかったように感じた。

    これ全て即応態勢訓練の一環である。行事も対外広報・支援訓練の一つと設定すれば、臨機応変の対処もなんのそのである。その観点からもよくできていた。諸事訓練である。

 予定より少し早めに閉会となり基地を後にした。会場の後かたずけは大変であったに違いない。その後雨雲が通り去った後は雨もやんだ。

今朝は快晴、昨夕の通り雨が残念であった。ありがとうございました。

 

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  《 プログラム 》 

  

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《 主催者 航空自衛隊浜松基地司令兼第1航空団司令 荒木正嗣将補の挨拶、堂々とした簡潔明瞭な挨拶は定評がある。基地開設以来、地域と共存共栄している基地であり、航空自衛隊の教育のメッカでもある。》

 

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《 共催者 浜松防衛団体連合会会長中山正邦氏の挨拶、基地周辺の防衛諸団体で構成する連合組織で全国でもその存在と活動は有名である。》

 

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《 桜も咲き始めたばかりであるが、春の香りが漂う。》

 

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 《 道路を挟んだ両側の桜並木が素晴らしく、会場は春の雰囲気がいっぱいであった。》