1.まちづくり委員会・全体会議と6つの検討部会活動
まちづくり委員会を設置し、町民の声をアンケート調査を通じて整理・集約した。 まちづくりに関する意見・集約の処理の方向も決めた。まちづくり構想に盛るべき項目内容も決まった。
2. まちづくり委員会で取り組むテーマ
まちづくり委員会で全部の意見・要望を解決できるわけではない。万能で無いからである。自治会の置かれている立場・対処能力・ 優先度を勘案して、取り上げるテーマ・項目内容を決めた。
そのため、まちづくり委員会は次の通り6つの検討部会に分かれて担当テーマ、項目内容を検討することになった。
3. 主要テーマ別検討部会の活動・審議及び日程
まちづくり委員会は、全体及び部会の進め方を次のようにした。
概要は下表のとおりであった。
⑴ 計画作成の目途を平成18年8月末とした。
⑵ 主要テーマ別検討部会の活動要領は、次のように審議を段階的に進めることに留意し、各部会の審議状況をできるだけ足並みが揃うようにした。
①テーマの分析検討
②調査研究
③具体的方策の検討
④整理・立案
⑤決定・作成
と月を追って大きな形が出来上がって行った。
部会の審議は、ワークショップ方式を用いた。また、運営にあたっては、「非難なし・肩書きなし・文句なし」の禁止三原則を徹底するお願いした。
この種の 話し合いは、自由な発想を求め、相手発言を批判・非難・否定 たりしないなどがポイントで、毎回確認しあって討議を進めたことにより様々な意見がでてくるようになった。
特に、テーマに対して自由に対案を提案しあって、それらを
整理し議論していくと大方の意見が一致してくるものである。
大筋の方向性が見えてくると、意見を集約し実施事項が決まってきた。
⑶ 委員会の審議要領は、毎回2時間を予定し、前後の全体会議各10分、部会の話し合いもを50分を原則とした。委員長は各部の話し合い状況を巡回して確認した。
⑷ 日程は、月1回の開催日をあらかじめ決定し、委員の予定に織り込んでもらうようお願いした。
⑸ 毎回、こまめに全体と部会ごと話し合い結果をまとめで各委員に配布した。また、町民に対しては、毎月発行した「自治会だより」にまちづくり委員会役の活動状況を掲載し周知に努めた。
これらの仕事は私が直接担当したので大変多忙であったが、最終のまとめ役は自治会長・委員長たる私にあったので、「まちづくり構想」の作成がすんなりとできたのである。