自治会活動(5) 神原町まちづくり委員会の設置・運営・構成等

1.平成17年3月 神原町自治会通常総

  平成17年4月、浜松市西区にある神原町自治会長就任した。

事業計画の実行に当たっては、17年3月の神原町自治会通常総会において、17年度事業計画の承認を受ける必要があった。

 この年は期せずして、政令都市としての「浜松市」が誕生する年でもあった。事業計画の趣旨説明には、過去50年間において、特に「まちづくり」のための委員会の設置など全くなかったことであり、その重要性と意義を強調した。

   50年という節目に、町民の総意と情熱を結集してまちづくりに励んだことは大きな成果であった。再びいつの日か神原町まちづくりという課題に取り組むことがやってくるかもしれない。この活動に参画した経験者は、その当時の様子を思い浮かべて、語ってもらいたいものである。 

 

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 2. 神原町まちづづくり委員会の設置及び運営等

   神原町まちづくり委員会の設置は、平成17年4月自治会新体制の発足、運営要領の円滑化に重点を置きながら、平成17年9月を目途に進めていった。

 平成18年4月に神原町誕生50周年を迎えることになるため、スタ-トから1年間かけてまちづくりについて調査研究・討議・まとめを行う方向で進めていった。

 委員会の任務、構成、運営要領などを明確にして、円滑なまちづくりプラン作成に資するように努めた。

 全体会議は、会長たる自治会長が委員長であり、全般を掌握して円滑な運営に努めた。毎回の委員会の運営方法は、最初に全員で全体会議を開き、全般の状況を把握し、当日の議題の内容・討議すべき事項を確認して、6つの部門別部会に分かれて研究討議・話し合いを行った。最後は再度全員集合し、各部会の代表者が討議結果を報告発表した。

 したがって、部門別部会について、自治会長が特定の意見を採用したり指導することは全くなかった。私としてはできるだけ各部門部会が十分に話し合えるよう資料の提供やまとめなどを行い、かつ全体として内容のあるまちづくり構想に繋がるようつとめた。 

 また、まちづくり委員会の取り組み状況は、毎月「自治会だより」要点を掲載し、活動状況のPRに努めた。町民全体が関心を持ち 神原町を住みよい町にしたいとする雰囲気が盛り上がった。

 

 

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3.神原町まちづくり委員の委嘱及び第1回委員会開催の案内 

 各委員の委嘱については、神原町まちづくり委員会設置および運営要領で各団体とも職務指定で行っており、快く引き受けていただき委嘱することができた。

平成17年3月自治会総会におけるまちづくり委員会の設置等の承認、8月まちづくり委員会の設置及び運営要領の制定、今回の委嘱、9月11日第1回まちづくり委員会の開催となった。

 

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4.神原町まちづくり委員会委員

 神原町の自治会会長経験者、現役3役、部長、班長の代表、各団体の役員等80名の陣容となった。若手、女性も多数加わり町民の総意をくみ上げる組織としては十分であった。

 

5.神原町まちづくり委員会・主要テ-マ別検討部会における相談役・委員、担当業務、検討項目・内容と今後の準備・実行委員会等の設置案

    委員の皆さんには、6つの検討部会のいずれかに参加してもらうことになった。

各部会における検討事項が多いため6つの部会に分けざるを得なかった。1つの部会は、12名前後のメンバ-の構成となった。

 毎回、検討項目・内容について実に熱心に研究・討議に参加していただいた。自治会長経験者の相談役を含めて約80名が参集し、会員の要望のあったテ-マについて話し合ったことは、神原町の歴史に記録しておきたい事柄あった。

 現在の時点で顧みると、健康広場の設置、お囃子保存会の設立、神原町誕生50周年記念・神原町の歩みの発行配布・健康農園の設立・町の花「つつじ」の選定・神原町花の会の設立・公会堂の耐震工事など大部分のことが実現できたことである。

 

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