どこにでも見られる風景であっても、何十何百という花の点と点がつながれば素晴らしい景観となる。花壇の帯と帯がつながればさらにすばらしい。
花のあるまちなかは、ちょつとした心遣いで、そこに住む人々のやさしさを感じさせてくれる。
現在はぞれぞれに共通の考え方や統一性は全くないが、「まちなかに花と緑の景観づくり」の意識や考え方が理解され定着するようになれば、将来に明るい展望が開ける。
今は、立派とか見事といわれるほどでなくてよい。ごくありふれた花スポットのように見えても、そこに「まちなかの景観づくり」という意識・概念が加われば、徐々に変化してくるので気長に取り組んでいったらよい。きっとそうした「まちなか」になっていくに違いない。
先日孫たちと散歩していたら、この暮れの寒いのにひまわりの花が咲いているのを見つけた。今日もどんな様子か立ち寄ってみた。健在なのにほっとした。本当に花色の少なくなったまちなかで、花に出会うとうれしくなってしまう。
毎日、朝夕機会を見つけて神原町花の会の花畑・オ-プンガ-デンの様子を見に行くと安心感のようなものを感じる。
今時のひまわり
《 平成25年12月29日撮影、神久呂協働センタ-まつかげ学級の花壇、一輪のひまわりが咲いていた。寒風に負けず頑張っている。一本だけというのが心憎い。このひまわりのどこにそんなエネルギ-が潜んでいるのだろうか。》
町角の小さな花壇
《 平成25年12月29日撮影、神原町内の十字路の一角に設けられた山口歯科医院の小さな三角形の花壇、四季折々の花を植えこみ、まちなみの彩に貢献している。さりげない継続した努力が光り輝いている。》