浜ちゃん日記 「有終の美」を飾る

    まさに「有終の美」という言葉にふさわしい情景であつた。

    それは、昨日12月22日第58回有馬記念中山競馬場2500メートル芝コースに16頭が出走して行われ、引退レースに臨んだ圧倒的な一番人気のオルフェーブル(池添謙一騎乗)が、2分32秒3で2年ぶり2度目の優勝を果たし,1着賞金2億円を獲得した。

    これこそ、自らの脚で「有終の美」を飾った。

   競馬の場合は、きっと「陣馬一体」があって出来たことであろう。「ここが最後の見せ所」とオルフェーブルは思ったにちがいない。池添騎手の心境も「この馬に最後を飾らせたい」の一語につきたであろう。

    私は常日頃、自分の人生の各段階において、自分のもてる力の最高の時に自らが進退出処を決断してけじめを付けることを信条としているが、なかなか言うは易く行いは難しである。

    人生色々であるがそのような思いだけは持ち続けたいものである。