どこにでも見られる風景であっても、何十何百という花の点と点がつながれば素晴らしい景観となる。花壇の帯と帯がつながればさらにすばらしい。
花のあるまちなかは、ちょつとした心遣いで、そこに住む人々のやさしさを感じさせてくれる。
現在はぞれぞれに共通の考え方や統一性は全くないが、「まちなかに花と緑の景観づくり」の意識や考え方が理解され定着するようになれば、将来に明るい展望が開ける。
今は、立派とか見事といわれるほどでなくてよい。ごくありふれた花スポットのように見えても、そこに「まちなかの景観づくり」という意識・概念が加われば、徐々に変化してくるので気長に取り組んでいったらよい。きっとそうした「まちなか」になっていくに違いない。
昨日、町内の刑部団地に出かけた。今は花の植え替え期でどこでも花色が少なくなっている時期であるだけに、雨上がりの道端の花は一段と際立って見える。住む人の心遣いでまちなみが生き生きとしてくる。
《 11月7日 刑部団地 》
《 11月7日刑部団地 》