どこにでも見られる風景であっても、何十何百という花の点と点がつながれば素晴らしい景観となる。花壇の帯と帯がつながればさらにすばらしい。
花のあるまちなかはそこに住む人々のやさしさを感じさせてくれる。
現在はぞれぞれに共通の考え方や統一性は全くないが、「まちなかに花と緑の景観づくり」の意識や考え方が理解され定着するようになれば、将来に明るい展望が開ける。
今は、立派とか見事といわれるほどでなくてよい。ごくありふれた花スポットのように見えても、そこに「まちなかの景観づくり」という意識・概念が加われば、徐々に変化してくるので気長に取り組んでいったらよい。きっとそうした「まちなか」になっていくに違いない。
神原町(かみはらちょう)には、若い方が続々と自宅を新築し町自体が活気に満ちてきた。家もそれぞれ特色があるように感じられる。どの家も道路に面した部分には小さな「花壇」を設けているのが見られ、期せずして、まちなかの花ラインの形成に大いに寄与しています。
《 新築家庭の花壇 》
《 新築家庭の花壇 》