浜ちゃん日記   毎回、これが最後と思ってきた。

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《今朝の新聞数紙を読んでいて、特に産経新聞「今日の人 若田光一さん(49)」の記事が注目を引いた。どの新聞の場合でも、人物を取り上げるときには執筆記者の温かみのあるまとめ方に感心している。

 温かみのある記事を読むとその一日が爽やかである。

 今回、この中で、特に、若田さんが「毎回、これが最後と思ってきた。あれをやっておけばよかったとなどと後悔したくない。地上でも毎日そう考えて生きている」との言葉である。

 いま日本人に欠けてきたのはこのことではなかろうか。若いのにしっかりとした信念を持って毎日取り組んでいる姿に共感を覚える。

 昨今の社会全般にわたって「出処進退」「責任の取り方」「けじめ」が希薄してきた世相だけにひときわ光るものがある。「だらしない」の一語に尽きる二ュ-スを見るたびにため息が出る。死に物狂いでやるだけの事をやったら次に任せたらよい。

 上は国会議員・政党の党首・大会社の社長・公益法人の会長等々から下は地域の自治会長・各種団体の会長等多少でも公にかかわる職務に従事する人ほどそこに厳しさが求められるものだ。

 「毎日これが最後」と全力投球した者には、次のチャンスが与えられるものだ。世の中は上手く出来ている。世間は放っておかないものだ。》