神原町シニアクラブ(156 ) シニアクラブ浜松市役員視察研修・安城市の石川丈山苑の見学(3)

  11月29日~30日 シニアクラブ浜松市浜松市老人クラブ連合会の役員視察研修に参加した。この研修は本部役員、地区連合会長及び女性部地区代表等34名が参加して行われた。
 研修先は,安城市石川丈山苑、半田赤レンガ建物の見学、南知多ラドン温泉・美舟での宿泊・懇親会、常滑やきもの散歩道(散策)、あいち航空ミュ-ジァムなどを見学した。

   とりわけ、丈山苑は初めて訪れた。丈山苑のホ-ムペ―ジによると石川丈山は、「武人 、漢詩人 、茶漢詩人 、茶、書家 、作庭書家 、作庭。終の栖(すみか)として建てた京都の詩仙堂は有名。丈山作の漢詩「富士山」は、今でも詩吟で親しまれていす。」と紹介されている。

 石川丈山といえば、私のイメ-ジの中には武人と漢詩の作者の方が強かった。庭園を見て、なるほどと幅広い文化人であったことを認識した。

 こうして家にこもらないで、研修旅行に参加して見聞を広めると、いろいろと知らないことを知る良い機会が与えられるものだと思った。

1   石川丈山作の漢詩と吟詠

 航空自衛隊の現職時代、府中基地で航空総隊司令部勤務2年間において、課外活動で詩吟部に入り吟詠に励み初段をいただいたことがある。

   それは、昭和54年8月府中基地に勤務してからしばらくして、管制気象団司令部人事班長の五ノ井國男さんが府中基地の詩吟部部長をしていたので、人事仲間のよしみで誘われて入部し、大堀輝昭さんたちと一緒に詩吟を勉強することになった。
 日本詩吟学院岳風会 の伊藤岳智先生の指導のもとで熱心に勉強し初段をいただいた。休日には都内で行われている詩吟の発表会に出かけ、流派に関係なく勉強の資とした。
伊藤岳智先生は非常に温厚な方で伝授も上手であった。府中基地からの転任に当たっては、岳智会吟詠集や色紙をいただいた。
 転勤後は、詩吟は自分の性にあっていたせいか、自己流で錬成し至る所で即席の文章を作り宴会でも披露したものである。退官後は全く詩吟と縁がなくなったが、時折、吟詠を聞く機会があると血が騒ぐものがあった。

2   安城市石川丈山

❶ 石川丈山

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 ❷   石川丈山

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➌  石川丈山苑のお庭

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《 丈山苑 のたたずまいには和風の良さが醸し出されていた。集団行動なのでゆったりはでき長ったが、一服の茶を味わいながら庭園を眺めるのが最高といえよう。》
 


 

神原町シニアクラブ(155 ) シニアクラブ浜松市役員視察研修・あいち航空ミュ-ジァムの見学(2)

 11月29日~30日 シニアクラブ浜松市浜松市老人クラブ連合会の役員視察研修に参加した。この研修は本部役員、地区連合会長及び女性部地区代表等34名が参加して行われた。

 研修先は,安城市石川丈山苑、半田赤レンガ建物の見学、南知多ラドン温泉・美舟での宿泊・懇親会、常滑やきもの散歩道(散策()、あいち航空ミュ-ジァムの見学等を行った。その中で、特に印象に残った「あいち航空ミュ-ジァム」を取り上げてみることにしました。

 浜松では、航空機関連の施設としては、航空自衛隊浜松広報館(エアーパーク)があり、一番人気の場所である。名古屋空港は何度か航空機搭乗で利用したことがあるが、「あいち航空ミュ-ジァム」は初めての見学であった。

1 飛行場地区

 航空ミュージァム屋上に立って、航空自衛隊小牧基地を望観して約半世紀前に奈良の幹部候補生学校を卒業・赴任し、3等空尉に任官、要撃管制幹部課程を学んだ頃が思い出された。小牧市の郊外に家庭を持ち、学生として英語と邀撃管制の訓練に励み卒業するや新任地の千葉県の房総半島の南端に位置する峰岡山サイトに向かった。良く訪れた小牧山や要撃管制訓練に出かけた高蔵寺がかすかに見えた。

2   YS-11

 航空ミュージァムに鎮座するYS-11は懐かしかった。現職時代出張の折、輸送定期便として搭乗し慣れ親しんだ国産機であったこと。また、YS-11は、日本航空機製造が製造した双発ターボプロップエンジン方式の旅客機で、大東亜戦争敗戦後に初めて日本のメーカーが開発した旅客機であったからだ。

 航空自衛隊の創設期は、C-46輸送機の定期便を利用して、要撃管制官の交差訓練に他サイトへ出張した。その後YS-11に代わっていった。

3   零式艦上戦闘機

 零式艦上戦闘機は、日本海軍が昭和15年(1940年)から昭和20年(1945年)にかけて運用していた戦闘機である。開発は三菱重工業大東亜戦争において開戦から終戦まで運用された。「ゼロ戦」として世界に誇る名機といわれている。浜松広報館にも零戦が展示されている。

 我が国に現存している零式艦上戦闘機はどこに何機あるであろうかとネットで調べてみたら意外多いのに驚いた。 .. 

❶ あいち航空ミュージァム案内パンフレット

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 ❷ 館内

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 ➌ 零式艦上戦闘機 

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❹ 屋上からの飛行場地区

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《 小牧基地は、今から55年前、 昭和36年航空自衛隊幹部候補生学校を卒業し、初級幹部として要撃管制幹部課程を学んだところである。滑走路を挟んで真向かいの名古屋空港を眺めたものであった。また、航空機製造の三菱重工の工場は研修でしばしば訪れた。今回は50年の歳月を経て反対側から望観することになった。》

浜ちゃん日記  心の安らぎを感じた夕方の風景 

    連日、季節外れの温かい良い天気が続いた。今日は午前、静岡県隊友会浜浜松支部浜松基地研修に参加し、引き続いてシニアクラブの水曜会・輪投げ、夕方は買い物に出かけた。

 お天気は、今日を最後に下り坂になりそうだ。天気予報によると、全国的に「今週末からは冬将軍がやってきます。今季一番の寒さとなるところも多くなりそうです。また、全国的に風が強まり、特に北日本では大荒れの天気となるおそれがあります。」とある。

 そこで、夕日が沈んだ西の空を浜松市西区役所隣の公園からデジカメでとらえてみた。暖かくて過ごしやすかった一日を名残惜しむように家族連れが訪れ、子供たちが宝船の周りを駆けずり回っていた。こうした情景に接すると、朝8時半から夕方まで忙しい一日であったせいか、しばし心の安らぎを感じた。

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神原町シニアクラブ(154 ) シニアクラブ浜松市役員視察研修と所感(1)

 11月29日~30日 シニアクラブ浜松市浜松市老人クラブ連合会の役員視察研修に参加した。この研修は本部役員、地区連合会長及び女性部地区代表等34名が参加して行われた。

 1泊2日の役員同士の交流と親睦を兼ねた視察研修であった。一緒の行動中や宿舎で起居を共にし、各地区の活動状況の現状及び問題点、具体的な活動状況を知ることができた。とりわけ、自分のところでは実施していない活動については、とても参考になった。今後の活動計画に取り入れられるところは積極的に試行してみたいと思った。

 本研修の費用は、自己負担であり若干の補助が行われた。それにしても本部役員及び地区連合会長等の皆さんのシニアクラブの活動に対する卓越した識見と活動への情熱と優れた実行力に敬服したものである。お互いに忌憚のない意見を交換し啓発されるところが多かった。研修旅行を通じて役員相互の交わりから得るものが多く有意義であった。

 研修先は東海・愛知方面であったが、安城市石川丈山苑、半田赤レンガ建物の見学、南知多ラドン温泉・美舟での宿泊・懇親会、常滑やきもの散歩道(散策)、あいち航空ミュ-ジァムの見学等を行った。何といっても一緒に行動し、懇親を深め、情報と意見交換ができたことが大きな成果であった。

 旅行では、株式会社ハマカントラベルの藤下信行氏が本当に誠心誠意お世話をされたのがつよくて印象に残った。

   写真の方は、フラシュ機能を使わなかったが、やっぱり活用した方が良かったようだ。

【所感】

1  シニアクラブの諸活動の柔軟な進め方と諸団体との連携

 シニアクラブの市連合役員及び地区連合会長は、地域の自治会長等の経験者であり、地域全体のまちづくりの広い視点からシニアクラブの活動は進められている。また、地域全体の中では自治会中心主導から、どちらかというと一歩引いて遠慮した 追従型の活動が多いが、内容によってはむしろシニアクラブが中心・けん引役となって自治会及び諸団体と積極的に連携・活動している事例を拝聴し感動した。

 このように、内容によっては、シニアクラブの活動も積極的かつ柔軟な進め方が求められているのではなかろうか。

2  会長の積極的な取り組みと熱誠、指導力・実行力

 シニアクラブの盛衰を左右する一つに組織の中心となる会長等の確保が難しいことがあげられている。会長のなり手がなくて活動休止のクラブが生じている。

 藤田会長以下参加された市本部役員及び各地区連合会長の皆さんのシニアクラブ活動に対する高い志、熱意と誠実な数々の取り組みに敬服するところ大であった。

 組織の根幹をなすものは、優れた献身的な指導者の存在が大きなものである。そこには積極性・熱誠・指導力・実行力が必須である。さらに構成員の一致協力があれば組織的活動は充実してくるのではなかろうか。

3  高齢者の社会参加と介護予防効果の広報と入会促進

 本年度社会参加活動で全国で表彰されたシニアクラブ新津地区連合会長山本悦久氏の報告の中で、社会参加と介護予防効果の関係について「スポ―ツ関係・ボランティア・趣味関係のグル-プ等への社会参加の割合いが高い地域ほど、転倒や認知症やうつのリスクが低い傾向が認められる。」等の調査結果資料が紹介された。

 今日シニアクラブで積極的に推進しているロコモと各種活動の方向性に大きな自信を与えられた。

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《 安城市石川丈山苑を見学した》

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《 南知多ラドン温泉・美舟に宿泊・懇親会を開いた。》

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《 懇親会では、カラオケで演歌を一曲唄い、航空自衛隊のOB であることを知ってもらった。》
  

 

浜ちゃん日記  静岡調査事務所OB会懇親会

 本日・  12月3日夕方、損害保険料率算出機構静岡調査事務所OB会の懇親会が静岡市・マイケル 竜宮で開かれた。現在の損害保険料率算出機構の前身である自動車損害保険料率算定会(自算会)の時代からの静岡調査事務所のOB会であり、毎年12月第1月曜日に開くことを恒例としている。

    午後4時30分からの会会であったので、新幹線で移動し、懐かしい静岡市内の一端を散策した後、懇親会に参加した。元気な皆さんの姿を拝見し往時を思い出した。帰りも新幹線を利用した。浜松から静岡は30分であっという間に往復できた。

 今回の参加者は19名であった。いつの間にやら入社年次、所長経験者の中でも最古参となってしまった。

    調査事務所勤務は最高であった。自衛隊一筋であったが、諸々の職種、出身の異なる同年配と一緒に仕事をし、今日に至るもこうして懇親出来ることに感謝した。すばらしい職場であったという証左と言えるであろう。

   現職所長から現況についての説明をいただいた。自賠責の損害調査が従前にも増して厳しい業務であることに理解と認識を深めた。

 OB会の会長は、高木氏から柴田氏に,事務局長役の幹事も中村氏から萩原氏に交代することが決定した。幹事の中村氏には連絡調整等の事務運営にお世話になりました。高木・中村ご両人の積極的かつ誠実なご尽力に深く感謝いたします。

損害保険料率算出機構については,ホ―ムベ―ジでは次のように紹介している。

名称           損害保険料率算出機構(略称:損保料率機構)
英文名称    General Insurance Rating Organization of Japan(略称:GIROJ)
設立根拠   「損害保険料率算出団体に関する法律」に基づく料率算出団体
本部所在地   

〒163-1029   東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー28・29階
TEL 03-6758-1300(代表)
地区本部および自賠責損害調査事務所
北日本・首都圏・関越・中部・近畿・中四国・九州の7か所の地区本部のほか、都道府県庁所在地等に54か所の自賠責損害調査事務所
事業内容 

参考純率および基準料率の算出・提供、自賠責保険の損害調査、データバンク
職員数
2,250名 (2018年4月1日現在)

 

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神原町花の会(花美原会)(365) 協同活動による花畑の整備

   神原町花の会は、12月2日午前8時から約1時間18名が参加し花畑の整備を行った。何といっても組織力です。集団力を発揮し、短時間で花壇及びポピー花畑の周りなどを綺麗にした。

     新構想による花壇の整備も進んでおり、来春が楽しみです。

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山門の人生の教示 「一日を大切に生きる」「張り合いのある人生 感謝の毎日を送る」

 今日から師走の月、菩提寺天龍山洞雲寺に詣でて墓参りした。本堂の解体は完了し、位牌堂の解体に進んでいた。

 山門入口掲示板には、「一日を大切に生きる」「張り合いのある人生 感謝の毎日を送る」が掲示された。

 日一日を大切にして有意義な毎日を過ごすこと、常に感謝の毎日を送ることは、やるべきことをやり遂げ、すべてに感謝の念を持つことであろう。歳をとればとるほどその意味するところが分かり深まるものである。文才に優れていれば内心を克明に映し出すことができるであろうが、多くの人にとっては、これを文字に表現して事細かく書き記すことは難しいのではなかろうか。

 今日という一日を大切に過ごし、床にはいって眠りについたとき、自分が今日は一日良い日であったと感じるかどうかである。精神的なものだから測定器で測ることは困難であろうが、自らがどの程度の充実感ゃ満足感を持っことができたかどうかで推し量ることはできる。 

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 《 浜松市西区神ケ谷町天龍山洞雲寺山門入口の掲示 》

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《 平成30年12月1日朝、龍山洞雲寺の本堂解体は完了し、位牌堂の解体に進んでいた。》