神原町花の会(花美原会)(263) 全長200mの大輪ヒマワリラインの創出(2)

1 ヒマワリの成長とヒマワリラインの創出   

 神原町自治会が管理する神原町健康広場は、外周全長250mはあるであろうか。一部を除き200mの外周に沿って、ヒマワリ群の帯を創出しようと挑戦しています

 まちなかの花ライン形成の一つであり、花畑とは違った趣を出せるのではなかろうか。普通の土壌と異なる砂利交じりの土壌であるが、ヒマワリの驚異的な生命力に期待をかけるものです。

 健康広場は、数年前から外周の内側に花いっぱいと環境美化を兼ねて、コスモス、ポピー、ヒマワリの種をまいて景観形成に挑戦してきました。

    計画構想に描いたようにはいかないが、少しづつねらいに近づいてきた。植物の持つ強靭な生命力を活用すれば、当初の夢を実現できるのであろうか。

 外柵沿いは、前面に、すでに昨年咲いたコスモスのこぼれ種が自然播種したものが咲き始めている。後面にヒマワリの種をまいた。うまく成長すれば、総延長600mほどのコスモスのラインが形成されるであろう。まちなかにヒマワリラインを形成したいとする構想がぜひ実現し、実を結んでて欲しいものである。

2 外柵沿いのヒマワリラインの形成状況

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 《 健康広場の外柵沿いに、前面はコスモス、後面はヒマワリのライン3本線、所によっては5本線です。コスモスも少し咲き出し、日を追ってヒマワリが順調に成長しつつあり、ラインが鮮明になつてきた。全長200mの大輪のヒマワリラインが創出できるかどうか。期待が膨らむ。》

 

 

山門の人生の教示 人は見えても自分は見えない

    昨日、8日土曜日は、午前中ゆっくり横になって休養した。休むと言うことは大事なことである。休むと肉体・精神は自然に復元して来るものだ。

   7月に入った1日早朝の洞雲寺境内は静寂に包まれていた。定例のお墓詣りをした。山門の掲示板には、「  人は見えても自分は見えない  」とあった。

   私たちは、見るという機能からすれば、他人を全て見ることができる。自分は背面を除けば見ることができる。

    昔から他人のやっていることはよく分かっても、自分のやっていることはわからないと言われている。他人から注意されて初めて知ることがある。

   他人を厳しく見ることは出来ても、自分自身のことになると甘く、しっかりと見つめることにかけることがある。そのことはどこから来るのであろうか。

   また、普段、他人のことは自分の物差しで勝手に解釈したり、評価してしまいがちである。これに対して、自分のことは、なかなか客観的に見ることができない面がある。

    そこに、人間の弱さがある。「他人のことはよく分かっても、自分のことはよくわからないものだ」と言うことをしっかりと自覚することの大切さを示している。人間は強いものと弱いものをもっている。

    昔から「人の振り見て我が振り直せ」と言うことばがある。これと類似の言葉は多くある。他人の行動を見て、自分のありようを見つめ直し、良いところは見習い悪いところは改めよと言うことであろう。  

    こうして見ると、「人は見えても自分は見えない」は、意味深遠な言葉である。私は、この言葉から、いたずらに、他人の外見、行為のみにとらわれず、人間は弱いものであり、自分の行いと内心を常に反省し、人の道を正していくことが求められていると解釈した。  

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 《 平成29年7月1日静岡県浜松市西区神ケ谷町洞雲寺山門の掲示「 人は見えても自分は見えない」 》

 

つばさ会 (3) 平成29年度浜松つばさ会総会・講演会・懇親会(2)

3  懇親会

    浜松つばさ会の総会及び講演会後は、別室で懇親会が行われた。来賓 ・浜松基地主要幹部等及び浜松防衛団体連合会の各団体代表など22名をお迎えしての懇親会は会員 50名.各テーブルに来賓と会員が配置された。

    会長の挨拶、吟詠、来賓の祝辞、乾杯、懇談、軽音楽の演奏、浜松航空隊歌、締めの乾杯で散会した。和やかな雰囲気の中で懇親会は進み、ハワイアン姿の軽音楽部の演奏を聴きながら、最後は「浜松航空隊歌」をスクラムを組んで合唱した。

❶  久し振りに皆んなに会える

    総会等に参加して最初に目にするものは、参加者名簿である。例年参加していた知人の名前がないと一抹の寂しさを感じる。いつもこうした会合では先輩達の姿に励まされたものなのに、かっていつも参加していた常連の先輩の姿が少なくなった。高齢化の表れの一つであろうか。元気で動けるうちはぜひ参加したいと思っている。 

    参加は元気な証のようなものと言える。会場に来ることが、参加意欲と行動力があることを示しているからだ。お互いに再会を喜びあった。 

 制服姿の現職の皆さんに会える

   つばさ会、隊友会自衛隊家族会などの懇親会では、現職の皆さんに会えると元気付けられる。最近は私服ではなく、制服で参加しているのは好感が持てる。自衛官の象徴である制服を着用していることが凛々しく輝いてみえるものである。

    自分の現職時代と重ね合わせる面があるのであろう。制服姿を拝見するだけで嬉しいものだ。その上、自衛隊・基地、隊員の現状を多少でも知ることができたらさらに良しである。現職を励ますよりか、元気をもらっている。ありがたいことである。 

 馬齢を重ねて積極行動の減退

    従前は、この種の会合では、自席にいるのは最初だけで、積極的に各席をまわり話をしたものであるが、最近はこの面では消極的になってしまった。自席にとどまって話をすることが多くなった。

    これが80歳を超えたことの現れなのかもしれない。気持としては高いもの求めているが、行動を伴わなくなってきたことである。

 浜松つばさ会懇親会の模様

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《 浜松つばさ会会長飯塚雅視氏の挨拶 》

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《 衆議院議員  塩谷立氏の祝辞 》

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《 衆議院議員  城内実氏の祝辞 》

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《 第1航空団司令兼ねて浜松基地司令矢嶋正仁将補の祝辞 》

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《 浜松防衛団体連合会会長代理として自衛隊家族会浜松支部志賀勝氏の祝辞 》

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《 浜松つばさ会吟詠部の吟詠の披露 》

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《 浜松市の市議で構成する防衛議員連盟会長飯田末夫氏の乾杯の音頭 》

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《 浜松つばさ会軽音楽部の演奏 》

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《 スクラムを組んで「浜松航空隊歌」の合唱 》

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《 第11飛行教育団副司令遠田弘明1佐の締めの乾杯の音頭 》

 

浜ちゃん日記 九州北部豪雨と線状降水帯(2)

   今朝の関心も、九州北部に豪雨と災害をもたらした「線状降水帯」の気象的なメカニズムにあった。数紙の中で私の関心に的確に答えてくれた記事に出合った。なるほどと理解、納得した。文章の解説だけでは十分に理解できないところがあったが、ポンチ絵的な絵図が示されるととても分かりやすかった。

 九州北部豪雨と線状降水帯について 産経新聞出典

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《 平成29年7月7日  産経新聞第1面記事の切り抜き 》

浜ちゃん日記 九州北部豪雨と線状降水帯(1)

 昨日5日は、活発な前線の影響で、西日本全域で大気が不安定となり、中国地方から九州北部にかけて大雨が降った。気象庁は十数年に一度の災害の危険があるとして、午後6時から順次、福岡、大分の2県31市町村に大雨特別警報を出した。島根県西部の4市町でも特別警報が発令された。

 一夜明けた新聞・テレビの災害被害報道で、すさまじい河川氾濫の被害惨状にくぎ付けになった。自衛隊・消防・警察などが行方不明者の捜索や孤立状態の住民の救助活動に懸命の努力をしている。

 今回の豪雨は、梅雨前線の動きに伴って発生した「線状降水帯」なるものの怖ろしさを改めて再認識した。集中豪雨、とりわけ梅雨期は約四分の三が線状の形態を持つといわれている。

 7月の降雨量のほとんどが半日に集中して降ったと報道されており、局地のこうした自然現象はどこでも起こりうるものであろう。気象について一層の関心を持ち対処する必要がある。

   なお、今回の九州北部豪雨に対する自衛隊の行動については、常に防衛省のホ-ムぺ-ジによって対処状況を確認している。被災者の安心安全と出動部隊の健闘を祈る。

防衛省のホ-ムぺ-ジ 出典

平成29年7月6日
防衛省
九州北部における大雨に伴う人命救助等に係る災害派遣について
(22時00分現在)
※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回報告からの変更箇所
1.災害派遣の概要
【福岡県】
(1)要請日時 平成29年7月5日(水)19時00分
(2)要 請 元 福岡県知事
(3)要 請 先 陸上自衛隊第4師団長(福岡)
(4)要請の概要 人命救助及び物資輸送
(5)発生場所 福岡県朝倉市
あさくらし
及び東峰村
とうほうむら
大分県
(1)要請日時 平成29年7月5日(水)19時30分
(2)要 請 元 大分県知事
(3)要 請 先 陸上自衛隊第4戦車大隊長(玖珠)
(4)要請の概要 人命救助
(5)発生場所 大分県日田市
2.災害派遣までの経緯
平成29年7月5日(水)、大雨により道路が冠水し、福岡県東峰村で孤立者が発生し、
警察及び消防等による対応が困難であることから、福岡県知事から陸上自衛隊第4師団長
に対し、人命救助及び物資輸送に係る災害派遣要請があった。
また、大分県日田市においても大雨により道路が冠水し、孤立者が発生したことから陸
自衛隊第4戦車大隊長に対し、人命救助に係る災害派遣要請があった。
3.防衛省自衛隊の対応
(1)活動部隊 陸 自 第41普通科連隊(別府)、第40普通科連隊(小倉)、第4後方支援連隊(福岡)、第2高射特科団(飯塚)、西部方面特科隊(湯布院)、第4特科連隊(久留米)、第5施設団(小郡)、
第4戦車大隊(玖珠)、第4施設大隊(大村)、第4飛行隊(目達原)、第4通信大隊(福岡)、第4師団司令部(福岡)、第4偵察隊(福岡)、第8通信大隊(北熊本)、西部方面通信群(健軍)、西部方面航空隊(目達原)、福岡地方協力本部、大分地方協力本部
空 自 芦屋救難隊(芦屋)
(2)活動規模 人 員 約1,610名(延べ約1,690名)
車 両 確認中
航空機 7機(延べ14機)
(3)主な対応状況
【7月5日(水)】
18時46分 防衛省災害対策連絡室を設置。
18時57分 防衛大臣指示
1.自衛隊は、陸海空のあらゆる手段を活用して、情報収集を実施するともに人命救助を第一義として救援活動を実施すること。
2.関係府省庁、地方自治体等と緊密に連携するとともに、状況の推移に的確に対応するなど対処に万全を期すこと。
19時00分 福岡県知事から第4師団長に対して、人命救助及び物資輸送に係る災害派遣要請。
19時30分 大分県知事から第4戦車大隊長に対して、人命救助に係る災害派遣
請。
19時41分 防衛省災害対策室を設置。
19時44分 第4戦車大隊のFAST-Force(人員約55名、車両約5両)が大分県
田市小野公民館に向け駐屯地を出発。
20時45分 第5施設団のFAST-Force(人員約25名、車両約5両)が朝倉市役所
に向け駐屯地を出発。
【7月6日(木)】
○ 人命救助活動、道路啓開及び被害状況把握等(約1,610名)
第41普通科連隊(別府)、第40普通科連隊(小倉)、第4後方支援連隊(福岡)、
第2高射特科団(飯塚)、西部方面特科隊(湯布院)、第4特科連隊(久留米)、第5施設団(小郡)、第4戦車大隊(玖珠)、第4施設大隊(大村)、第4飛行隊(目達原)、第4通信大隊(福岡)、第4師団司令部(福岡)、第4偵察隊(福岡)、第8通信大隊(北熊本)、西部方面通信群(健軍)、西部方面航空隊(目達原)、芦屋救難隊(芦屋)、福岡地方協力本部、大分地方協力本部
○ 航空機
西部方面航空隊(目達原)のUH-1×2機(映像伝送機)
西部方面航空隊(目達原)のUH-1×1機
西部方面航空隊(目達原)のUH-60×4機
第4飛行隊(目達原)のOH-6×1機
第4飛行隊(目達原)のUH-1×3機
芦屋救難隊(芦屋)のUH-60×2機
芦屋救難隊(芦屋)のU-125×1機
○ LO派遣先
福岡県庁、朝倉市役所、日田市役所、大分県庁、中津市役所、筑紫野市役所、豊前市役所、添田町役場、鳥栖市役所、東峰村役場、大分市役所、由布市役所、豊後髙田市役所、宇佐市役所、杵築市役所、別府市役所、臼杵市役所、津久見市役所、みやこ町役場、上毛町役場、築上町役場、嘉麻市役所、大刀洗町役場、川崎町役場、久留米市役所、小郡市役所、うきは市役所、九重町役場、玖珠町役場、竹田市役所、
豊後大野市役所等へ派遣。
○ 人命救助(東峰村朝倉市、日田市):140名(延べ232名)
〇 給食支援(朝倉市):1か所
○ 給水支援(東峰村、日田市):計4か所
〇 入浴支援(東峰村朝倉市):計2か所
○ 道路啓開(東峰村朝倉市、日田市):計6か所

 

 

つばさ会 平成29年度浜松つばさ会総会・講演会・懇親会(1)

   先日7月2日・日曜日、午後4から始まった浜松つばさ会の平成29年度総会・講演会・懇親会参加のため浜松中心街のホテルクラウンパレス浜松に出かけた。自家用車だと便利であるが、バスで出かけるとなると往復だけでも結構時間がかかるものだ。

    総会等行事の設営及び運営は、準備周到にして円滑に実施された。元自衛官の本領を発揮したものであった。写真と所見で紹介したい。

 1  総会 

    総会は、副会長兼事務局長工藤邦彦氏の司会で、開会の辞、国歌斉唱、物故者に対する黙祷、会長挨拶、議事(平成28年度活動実施報告・決算報告・監査報告・平成29年度活動計画案・予算案・役員及び役割分担案は全会一致で可決)、つばさ会定例総会関連事項の報告、閉会の辞が整斉と進められた。

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《 総会は、副会長兼事務局長工藤邦彦氏の司会で進められた。》

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《 浜松つばさ会会長飯塚雅視氏の挨拶 》 

 ❶   会勢の拡大と退官者の自主積極的な入会

   浜松つばさ会の28年度末の正会員数は238名、個人賛助会員3名である。会員の高齢化もあって会勢減の傾向にあることから、退官予定者等への積極的働きかけによる新会員の獲得が課題であることが強調された。高齢化による退会と物故者数が新加入を上回る所にある。   

    これが解決はなかなか難しい課題である。価値観の多様化により退官後の進む道、第二の人生に対する物の考え方が多様化しているからである。新しい世界を創り上げるとともに人生の主要期を過ごした仲間との連携を大事にすればさらに充実した人生が過ごせることをどのように認識・理解するかにかかっている。 後輩の皆さんが、人生にとって何を選択し、どのように生きていくかによって決まってくる。

    自衛隊勤務を主軸とした「つばさ会」、「隊友会」に入会し、さらに新しい世界を増やしていけば、人生が豊かになることは間違いない。少なくとも損をしたと思うことはないはずである。

    退官された方、これから退官する方は、自分の人生を最初から決めつけたり、狭める必要はない。意を決して門を入れば、意外に新しい世界が開けるものだ。 

❷  浜松つばさ会情報連絡紙「心友」とホームページ

    浜松つばさ会の情報連絡紙である「心友」のほか、6年ほど前から「浜松つばさ会ホームページ」が設けられ、記事内容の充実を図り、アクセス数も増加の傾向にあると報告された。

    会員相互の意見交換の場として、活用できればよいが、現職時代は黙々と任務に邁進する事に専念し、対外的に多くを語ることをよしとしてこなかった傾向は退官後も続いている。

   航空自衛隊に勤務した自衛官、事務官等は、階級、職位・職務に関わらず、優れた人材の宝庫である。退官後、第2の職場や地域社会で活躍しているOB・OGが多くいるものだ。とりわけ、 地域社会では、世間で知られる以上に多士多才で活躍している。

 黙して語らないが、日常的な活動を取りあげると多くの人の関心を呼ぶであろう。 会員が知りたい、世間が知りたい最新の情報をタイムリーに発信すると共にOB・OGの活躍と存在を世間に広めてもらいたい。ホームページの新しい役割の一つであるように思うがどうであろうか。 

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《 説明の主要点は、自衛隊式に簡潔明瞭に図式化して表示し、わかりやすい内容にしているのはいつもながら感心している。》

❸  浜松防衛団体連合会の活動と基地への協力支援

   自衛隊OB・OGで構成する 浜松つばさ会や隊友会 浜松・浜北各支部は、浜松防衛団体連合会の一翼を担っている。対外活動も浜松基地の四大行事に多数の会員が参加し協力支援している。

    浜松防衛団体連合会は、全国的にも有名な団体であり、浜松商工会議所会頭の大須賀j正孝氏を会長に積極的に対外活動を行なっている。新しい活動としては、退職隊員の再就職活動への支援を呼びかけするなどの活動が報告された。  

   大須賀会長は、自衛隊関係の行事における挨拶において、ことある度に信念をもって「自衛隊による国家・国民の守りがあって安定した社会・経済活動ができる」と強調されている。 

2  講演会 

   今回の講演会は、「つばさ勉強会」として、航空教育集団司令部幕僚長  森川龍介将補による 演題「航空技術の変遷と将来への展望」が行われた。 

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《 講演会の講師、航空教育集団司令部幕僚長  森川龍介将補、 演題「航空技術の変遷と将来への展望」が行われた。》 

 意欲的なつばさ勉強会の新設

     浜松つばさ会は、昨年9月から「つばさ勉強会」を設けた。創設提唱者の前会長関正治氏は.「体力は落ち、頭の働きも定かなくなったが、なお心情熱く、防衛に関心を持ち、航空自衛隊を支援したいという気持ちを持ち続けるために企画発足した」と強調された。

    第1回は「国家安全保障会議」長島航空教育集団司令部幕僚長、第2回「防衛教養講座」第2術科学校長佐藤幸喜将補、第3回「気象」浜松気象隊長松田3佐、今回第4回の「航空技術の変遷と将来の展望」森川将補であった。.次回からのテーマと講師が注目される。

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《 相談役・前浜松つばさ会会長関正治氏が新設の「つばさ勉強会」の趣旨について説明された。》

❷ 航空技術の変遷と将来への展望

    講師の森川将補は、防大31期、特技は研究開発、東京工業大学大学院(修士・博士)を修了し、空幕技術課長、航空開発実験団司令部幕僚長、第8航空団司令、空幕技術部長、防衛装備庁プロぜクト管理総括官を歴任され現職に就任されたと伺った。

 航空技術の変遷から始まり、かなり航空機、誘導弾、BMD(弾道ミサイル防衛)など専門的な分野にわたる内容を簡明に説明された。

   航空機では、機体構造・材料、搭載電子機器、空力形状、エンジン推進、飛行操縦の制御、アビオニクスエステルの各技術についても触れられた。将来の航空技術の発展は想像以上のものが予測される。

 今後の航空技術のニュ-スに接するとき、新しい視点で見る必要を強く感じた。わが国の防衛産業・技術基盤の特性と現状にかんがみ、今後の国内の防衛装備・技術基盤の強化や諸外国との防衛装備・技術協力の拡大、さらには将来戦闘機の取り組みなどOBの立場で見守りたと思った。

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 《 航空技術の変遷と将来への展望について、研究開発の立場から説明が行われた。》 

  

* 3  懇親会は次号に続く

 

 

浜ちゃん日記 家庭菜園の役割分担とブル-べリ-のネット

 家のそばに小さな家庭菜園を設けている。家庭菜園における育成の主役は妻である。私の方は、もっぱら外での奉仕の方が忙しくて時たま手伝う程度である。耕運機での土壌改良や棚の設置などが私の仕事である。したがって、作物の育成に関して大口をたたくわけにはいかない。

 これはさておいて、今の旬のものは、なす・トマト・きゅうり・かぼちゃ類であるが、家庭菜園で取れたての新鮮なものが食卓に並ぶと表情もこころも豊かになりほころぶものだ。

 うまくできたもので、親戚や知り合いの家庭菜園同士でよく取れたものとうまく取れなかったものを提供・交換し合うこともあるから便利である。自然相手の家庭菜園は、作物によって良作の年と不作の年がある。うまくとれるようであれば隣近所におすそ分けすることができる。

 家庭菜園には、柿・イチジク・キンカン・ブル-べリ-の樹があるが、今日はブル-べリ-が少しづつ色づいてきたので、ネットを張ることにした。主としてカナブン等の虫や鳥からの防止であるが、棚などの設置はわが分担であり、午前中かかって、支柱を立て、ネットを張る作業を行った。台風の接近もあり、骨組みはしっかりすることに着意した。

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《 自然相手の家庭菜園は、作物によって良作の年と不作の年がある。今年はブル-べリ-の樹の実の付き具合は平年並みのようだ。》